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九谷 庄三手 色絵割文様筆書図平鉢 幕末 九谷 庄三手。石川県立美術館。九谷 庄三手 色絵割文様筆書図平鉢 幕末。オークションには、毎日のように九谷庄三が出品されています。img_429301_1.jpg?format=webp。しかし、これまでに多くの庄三や庄三工房や庄三の高弟達の作品を見てきた私の経験に照らすと、オークションに出品されている品物の99.99%は九谷庄三もしくは庄三工房とは関係のない作品であると断言できます。90kn119r三浦竹軒作 染付 煎茶器揃 共箱。九谷庄三作とされる作品は、以下のようにカテゴライズできると思います。Ｎ４１　ア100 2点！！　　『平安玉堂造』『金蘭手　建水　蓋置　杓立』　共箱。①九谷庄三本人の作品->庄三銘あり②庄三工房の作品->庄三銘あり③庄三工房出身者の単独作品->九谷銘のみ(庄三銘なし)④庄三の高弟の作品->弟子の銘(武腰・中川・笠間など)⑤庄三手の土産物->庄三銘あり(小品が多い)⑥庄三を真似た贋作->庄三銘あり(大作が多い)このうち、⑤は悪意のない土産物ですが、⑥は悪意のある贋作です。人間国宝 柳雨軒 三代 徳田八十吉(正彦銘) 彩釉 香炉 管理T174。いずれにしても、①から④までは、使われている陶土に特色がありますから、判別ができます。ぴっち様　四代徳田八十吉　『彩光』　彩釉　壺　花入。さて、出品の品は、上記の③の系列と判断されます。1514 源右衛門　染付割地文　大皿　36cm 未使用。まず、肌理の粗くて非常に重い陶土が使用されています。【本物保証❗】江戸時代後期　古九谷　再興九谷　青手九谷　山水図　21.2cm深皿。庄三が幕末期に使用した陶土と一致します。柿右衛門窯／酒井田柿右衛門　角福／渦福、5客。使われている和絵具も庄三工房のそれと一致します。備前焼　茶器一式　急須　湯冷まし　湯のみ5客　木箱　未使用品。また、絵具の表面が銀化しており虹色に反射しますから古い品物と分かります。中国南部　明朝　青花魚藻文大皿　I14-2。人物の表情や仕草も優美です。龍泉窯青磁魚図大皿 元時代。庄三工房作と言われても分からないレベルですが、庄三の銘はありません。國吉清尚作　焼き〆割山椒。つまり、本当の庄三工房出身者が工房外で作成した品物には(当然ながら)庄三の銘はつけないという暗黙のルールがあったはずです。北大路魯山人作 青織部三耳壷 黒田陶々庵識 共箱　UM291。九谷は狭い地域社会ですから、贋作などを作れば村八分などの制裁があったはずです。リヤドロ LLADRO 人形　最初はドレミ　#8292。出品物は、36cmの平鉢です。平戸焼　寿老人水注　R1165お12。陶土は薄黄色の小麦色ですから、幕末期の作品と思われます。金城次郎（人間国宝）抱瓶　魚　魚汶（小）。これより古くなると蕎麦色の陶土になります。九谷 初代德田八十吉 香炉 人間国宝 178。明治になると磁器に近い白さになります。2109 時備前焼　カニ彫　茶器セット　急須1客　湯冷し1客　湯呑5客。ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。徳川義光十一代楽吉左衛門　慶入造　富士ノ絵　黒楽茶碗　共箱　D　R6036。柔らかい陶器にしては、とても良い保存状態です。植木鉢。尚、私の説明文と写真をそっくりそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが散見されます。骨董。私がその様な詐欺サイトに並行出品していると勘違いされた方から、聞くに耐えない酷い罵詈雑言を浴びせられたことがありますが、私はオークションサイト以外には出品しておりません。1843 オールドノリタケ　双耳風景図　花瓶 2客　時代物。九谷庄三や明治の陶磁器に就いてもっと知りたい方は、私のブログをご参照下さい。1213 九谷焼　花鳥風景文　香炉　古九谷　時代物。https://karatsu.hatenadiary.com/